納豆ができるまで
納豆の発酵は、およそ20時間〜22時間程度で終わります。製造開始から出荷まで最短4日程度です。 原料となる大豆には、小粒、極小粒が使われています。これらの納豆を使用することで、ご飯の粒と大きさに差がないため口当たりが良くなります。また、納豆菌がつくる粘質物や旨味の量もお送りなります。
-
洗浄
選別機会で豆を選別し、土や細かいゴミなどを水で洗い流します。
-
浸漬(しんせき)
煮豆の風味や固さなどを均一にするために、大豆に水を浸します。
-
蒸煮(じょうしゃ)
高圧の圧力釜で蒸し上げます。納豆菌がつくりだす酵素類が浸透し、大豆の成分を分解しやすい状態になります。
-
納豆菌噴霧
納豆菌を約70〜90℃の煮豆に噴霧して表面に付着させてます。
-
発酵容器充填
煮豆が熱いうちに充填します。空気の通りを良くするために、豆の間に適度な隙間があるようにします。
-
発酵
大豆を発酵室で20時間ちかく発酵させ、冷却を行い発行を止めます。
-
熟成
冷蔵後、発行で増えた納豆菌を5℃以下の低音で休眠させます。梱包や仕分け作業中にも品温の上昇に注意を払っています。
-
梱包
ラベルをかけて出荷します。梱包された製品は段ボール箱に詰められ、出荷されるまで冷蔵庫で保管します。